1000時間ヒアリングマラソン

1000時間ヒアリングマラソンは、かの有名なアルクから販売されている英会話教材です。この1000時間ヒアリングマラソンは、少しほかの英会話教材とは毛色が違います。

「聞くだけで」「簡単に」「すぐに」等、努力せずとも英会話能力が手に入ると謳っている教材が多数を占める中、この1000時間ヒアリングマラソンは「英語特有の音を体得するには1000時間が必要」「完走までの道のりは、決してラクなものではありません」「時間が取れない日でも、1時間以上を確保」「日々の継続こそが英語学習の命」等、かなり厳しいスタンスです。1年で1000時間のヒアリング時間が必要ということですが、1日に換算すると3時間近くにもなります。

続けやすいように工夫は凝らされていますが、中級以上の人でも続けるにはかなりの根気と忍耐力が要されます。ましてや初心者の人にはかなり辛いでしょう。

ただし、やりきったときの達成感は他の教材とは比較にならないでしょう。(恥ずかしながら私は途中で挫折しましたが。。。1日3時間は確保できませんでした。。。) 既にTOEIC550点以上程度の中級以上のレベルをお持ちで、やってやるぞという強い意志がある人には、とても挑戦し甲斐のある教材です。初級レベルの人は、まずは全体的な英語能力を中級レベルまで引き上げてから挑戦することをオススメします。

価格プランは12か月、6か月、3か月お試しの3パターン。

特徴

1年間に1000時間のヒアリング時間が必要

1000時間ヒアリングマラソンの特徴といえば何より「1000時間は必要」と言い切る厳しいスタンス!ほかの教材とは一線を画します。実際に、やりきるのはかなり困難。1日3時間程度、時間が取れない日でも最低1時間はヒアリングに充てることとされています。さらに空き時間もヒアリングに充てることが推奨されています。本当に質のいい教材なのですが、「量」も伴っていることが必要とされるため、かなり難易度は高めです。

やり切れば全般的な能力が向上

厳しい分、やりきった後の達成感と上達度合いは格別です。本気でやる覚悟があれば、1000時間ヒアリングマラソンはTOEIC対策にもいいと思います。海外旅行などのフランクなシーンからビジネス、インタビュー、ニュース、映画やドラマなど様々なシーンでの英会話が教材に組み込まれているので、どんなシーンの英語にも対応できるようになるでしょう。ただし、基礎の文法や単語は予め頭に入っていないと厳しいので、挑戦する際はしっかりと準備をしてからにしましょう。(それも何か変な話ですが。。。)

初心者には向かない

開始レベル目安がTOEIC550点以上もしくは英検2級以上と書かれている通り、本当の初心者には向いていません。自信がない人には他の英会話教材をおすすめします。どうしても1000時間ヒアリングマラソンに挑戦したいという人は、まずは読む、書く、話す等を含めた英語全般的な能力をアップさせてからの方がいいでしょう。

口コミ

Good!!

日々の量は他の似た商品と比べると多いです。しかし私は本当に喋れるようになりたかったので思い切ってこちらを購入しました。付録のENGLISH Journalを楽しみにやっています。笑
HPにもあるように、本当に毎日こつこつ頑張れる人向けですね。仕事をしながら続けるのはとても大変でしたが、毎日続けられる工夫もされていましたし、やりきった後の達成感はとても気持ちよかったです!

中立

やはり毎日3時間も時間を取ることができなかったです。最初はやる気あったんですけどね。全部完璧にやれば効果はあるのかもしれなかったです。
リスニング力は上がりました。スピーキング力もこれから上がると信じて続けてみます。

Bad・・・

とにかく量が多い。学生など時間がある方には向いているかもしれないが、大人はきっと無理だと思う。
リスニングにはいいけどスピーキング力は上がらないです。英語を使う機会が日常にない方はただのリスニング教材と思って購入したほうがいいです。

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