英語教材の種類

英語教材の種類

みなさんご存知の通り、山ほどある英語教材はその種類も様々です。ここでは教材の種類を解説するとともに、英語を話せるようになりたい人にとって効果的な教材の種類をご紹介します。

種類はざっくり分けて、スピーキング特化型、リスニング特化型、リーディング特化型、ライティング特化型の4種類があります。そしてその掛け合わせによってより効果的な英語の勉強もできます。

スピーキング特化型

とにかく英語を話せようになりたい、外国の友達が欲しいという方におすすめ。この教材の特徴は英語のCDや映像を聴きながらリスニング力を上げ、その答えを暗記、または練習することで自然と話せるようになるというものです。つまり、スピーキング力が身に付くのはもちろん、自然とリスニング力も身に付くのです。リスニング特化教材との違いは話すために必要な会話を多く収録しているということ。旅行やレストラン、道を聞かれた時など、英語を使うシーンに合わせてよく使うフレーズを覚えられ、そのまま使えるという点がポイントです。しかし、やはり中学校英語の基礎的な文法やある程度の単語は覚えておかないと会話の幅が広がらなくなるのでご注意を。

教材の種類によってはネイティブの先生と話すことができる特典付きのものもあるので、そのような教材を選ぶとより実践的な語学力が期待できます。

リスニング特化型

とにかく聞くというのがこの教材。ペンやノートを使わなくてもいい、音楽を聴く感覚で英語の勉強ができるというのが特徴です。好きな洋楽の歌詞が分かるようになりたい、ニュースやドラマを英語のまま観たいという方に向いていると言えます。スピード調節ができるものもあるので、初心者から上級者まで満足できると思います。

しかし、本当にただただ聞くだけでは5年ほどかかってやっとドラマやニュースが分かるようになる程度なので、やるからには少しは自分で単語を覚えるなどの努力が必要となります。

リーディング特化型

こちらはその名のとおり「読む」ことに特化したものです。洋書や英字新聞を読めるようになりたいという方にはおすすめですがスピーキング力を伸ばしたい方にはあまり向いていないです。文法はあくまでも基礎であり、単語はもちろん、英語独特の言い回しやことわざなどを学習できるものであれば少しは効果が期待できるかもしれません。

しかし、よく目にするリーディング特化型教材は受験・テスト向けが多いのが現状。アカデミック向けの文法ももちろん正しいのですが、普段の生活で使う人はほとんどいません。

さらに新聞や本もそこまで“堅い”英語を使っているものはほとんどないですし、話すことを目的とした人にとってはほとんど縁のない教材になります。 さらに、日本人は文法を気にしすぎて話せないという方が多いので、むしろこのような教材ばかり使っていると逆効果になるかもしれません。

ライティング特化型

英語でメッセージを送りたい、普段英語のレポートを書く機会があるという方にはおすすめです。しかし、やはりこちらも話せるようになりたい人にはあまりおすすめしません。「話す」と「書く」は自分の考えなどを表すという部分では同じですが、やはり口に出して言うのと紙やメールに書く英語は少し違います。さらに、話す方がやはり緊張しますよね。英語は特にことわざや比喩などの言い回しを使うことが多いので、そのような勉強ができるとよりネイティブっぽい英語になりますが、やはり話せるようになりたいのであれば話す練習が必要不可欠です。机に向かって勉強するだけでなく、声に発することのできる教材を選ぶことをおすすめします。

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